#32 KODC JUNE

雨がしとしと、湿度が高く、梅雨らしい週末。
6月29日(土)→7月1日(月)までの3日間、
第32回 城崎オープンダンスクラスを開催しました。
今月はのべ68名にご参加いただきました。ありがとうございます!




久々に城崎国際アートセンターに戻っての開催。今回はちょうど湯浅永麻さん率いる『XHIASMA - キアスマプロジェクト』の皆さんが滞在中でした。湯浅さんたちのオープンスタジオとのハシゴで "ダンスな" 週末を過ごしておられる参加者の方もちらほら。

世界で活躍するアーティストが作品制作に取り組む場所が、まちの人たちが気軽にダンスを楽しむことのできる場所でもあるということは、私たちの目指していること。ダンスを身近に、パフォーミングアーツを身近に。まさにそんな週末でした。




前回に引き続き "お題をカラダで表現する" をたっぷりやってみた6月。
「赤いもの」というお題には、トマトやポストや唐辛子、辛子明太子が登場したり。「青いもの」というお題には、海や川、魚や空なんかが登場したり。その後も次から次へと出てくるヘンテコなお題から、1人1人のまったく異なる形や動きが生まれてきて、なんだかとっても興味深く、うつくしい空間が生まれていました。




「わあ!きれい」「いまの面白い!」と、釘づけになる瞬間がたくさん。


ダンスって美術や写真のようにカタチになって残らないけど、その場にいる人たちの前にふわっと現れて消えていく。誰にも見えない不思議な芸術。でもそれはプロのダンサーだけのものではなく、みんなのものだと思っています。

まだこの世に生まれて3年しかたっていない小さなダンサーも、70年以上生きている(人生のベテラン)ダンサーも、その人にはその人にしかできないダンスがある。だから私たちは城崎オープンダンスクラスを『みんなのおどる場所』と呼んでいます。




小学生の低学年バレエではPas de chat(パドシャ=猫のジャンプ)に、高学年バレエとおとなのはじめてバレエでは、Tombe Pas de Bourree Glissade Assemble(トンベ・パドブーレ・グリッサード・アッサンブレ)の一連のステップに挑戦しました。ついにここまできたー!

Assembleはアッサンブレ。集めるという意味。
片足で跳んで、空中で足を集めてから両足で着地するという動き。でも着地がうまくいかなくてレレレ〜とよろけてしまった時は「あ、ちゃったわ。これはオッサンブレだわ」・・・勝手に新しいステップもつくってくれました(笑)




小学4年生から参加OKになったピラティスには、残念ながらまだ小中学生の参加ゼロですが、今月は珍しく男性が多めの回になりました。スポーツをしていたり、身体を動かすお仕事だからこそ、ボディメンテナンスとしてお休みの日にピラティスに参加してくださった方も。全員がマットの上で自分のからだとじっくり向き合うことができるので、男女・年齢問わず、多くの方にオススメです!



さてさて、次回は8月10日(土)→12日(月祝)の3日間!
城崎温泉では『夏物語2019』が開催中です。四所神社では毎日縁日が催され、平日は花火が打ち上がります。毎日がお祭りなので、遠方からご家族でおこしいただくにはモッテコイな季節です。竹野浜での海水浴やカヌー体験など、夏を満喫できる豊岡旅をぜひ!

 
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