CULTURAL DAY

城崎の文化が一斉につどう日。
コミュニティ城崎さん、城崎文化協会さん主催の『城崎文化のつどい』

吹奏楽、謡曲、コーラス、金管演奏、舞踊など、地域のさまざまな活動に並んでダンストークからも初めて、我らが『とことこダンサーズ』が出演させていただきました。




いつもの城崎国際アートセンターが
城崎の文化で、城崎の人々で、いっぱいになった二日間。駐車場にはピザにとろろご飯にスーパーボール、たこ焼きなど、いろんな屋台も出て、1階には展示もたくさんで、幅広い世代の方が集まっておられました。




とことこダンサーズにとっては、大きな舞台で照明の下、真っ暗の客席に向かって、たくさんの地域の方々の前で踊るというそんな経験自体がはじめて。本番前には緊張をほぐすため、廊下でストレッチ。


撮影:イガキフォトスタジオ

みんなとっても緊張していたけれど(大人も子どもも😂)

楽しみながら堂々と踊りきることができました。



本番を終えてステージ裏に帰ってきたみんなからは「暗くて場所とか全然わかれへんかった〜!」「まちがえてしまった〜!」「でも、楽しかった〜!」の言葉が。まーいろいろあるよね、でも楽しかったなら、よかったよ🌸




先日のミニパフォーマンスである女優さんから言っていただいた
「"間"(ま)をもっと楽しんでみて」のアドバイス。


何度も稽古中に話題にしてみたものの
「"間"(ま)って何かわかった?」
「んーわからん!」と言っていた子どもたち。

今日の舞台では、1人ずつ集まってきて固まる・・・パリーン!(と割れる)なんとも絶妙な間。大人の合図なしで、子どもたち同士で、互いの空気感で、つかんだ "間"。どうやらちょっとわかったのかな*





実は、今回の舞台に向けて、みんなで話し合ってきたことがもう一つあります。

【舞台で踊るって、どういうこと?】

1. 見に来てよかったなと思うダンスってどんなダンス?
2. 見に来なきゃよかったなと思うダンスってどんなダンス?


という質問を子どもたちに投げかけてみました。

答えはさまざま。




でもこの中から浮かび上がってきたのは・・・

『予想外のことを(自然に)する』=見に来てよかった
『予想通りのことしかしない』=見に来なきゃよかった

小学生とは思えない、ズバリ本質的な回答👏大人もびっくり。そんなやりとりから始まった今回の文化のつどいに向けた稽古でした。

目線、指先、からだへのエネルギーの入れ方、舞台に立つにあたってとっても大切な、いろんなことを一緒に考えてきました。スタジオでのオープンクラスだけでは知ることの出来なかったダンスの新たな一面を知ってくれたかな、と手応えを感じている私たちです☺️




観てくれる人たちがいて、舞台を支えてくれているスタッフの方々がいる、だから舞台に立つ人には「責任」がある。てろーんてろーんと適当にやるなら、出なくていい、そんな厳しい言葉もまっすぐ受けとめてダンスへの向き合い方が少しずつ変わりつつある、とことこ。可能性が無限大!!




今回この『文化のつどい』に出させていただいたことで学んだことがたくさんありました。とっても良い機会をくださった主催者の皆さまには心から感謝しています。関係者の皆さまも、お疲れさまでした。


本番後、FMジャングルの取材に応じるメンバーたち。



「その手袋は何を表現していたんですか?」
「千手観音の手を表しています。人を助ける長い手です。」←5年生
「え、そうやったん!?😲」←1年生2人(笑)

みんな意外と真面目に答えているのでぜひお聴きください。放送日いつだろう?




さて、大きな舞台を終えて間もないですが、ここからがいよいよ『とことこダンサーズ』の本編開始です。来週はさっそく音楽家のやぶくみこさんとワークショップ、そして城崎国際アートセンターに滞在される舞踏家の向雲太郎さんにもワークショップをしていただく予定です。

がんばれ、とことこ❗️